幻想人形演舞世界大会に参加してきました

おはこんハロチャオ。皆さんこんにちは、すたっくです。

この度はBarudoさん主催の幻想人形演舞の大会で、準優勝という成績を残すことが出来たので、こうしてブログに収めようと思います。

いえ~い

 

いやはや、前回海外の大会に参加したときは2戦2敗、日本人で唯一表彰台を逃すという非常に悔しい結果に終わりましたが...さすがの自分を堪えましたね、その日は通話では一言も喋らず、涙で枕を濡らし、その翌日の動画の撮影ではプレイングが荒れに荒れもはや何を喋ったのか本当に記憶がありません。これはさすがにお見せ出来ないなと思い、その動画はお蔵入りしました。(コラボ相手には非常に申し訳なく思っています...)

今回は、構築だけでなく大会の概要についてだったり、対戦のレポートなど詳しく書いていこうと思います。それゆえかなり長文になってはしまいますが、よろしければ最後までお付き合いください。

 

大会本戦→

challonge.com

[:1、大会レギュレーションについて

 2、編成パーティ

  3、試合結果

4、最後に]

 

 

1、大会レギュレーションについて

さて、本題に戻りましょうか。

今回の大会のレギュレーションを説明しますね。

  • 基本66ルール
  • 非公式パッチV.4使用
  • パーティの編成に制限あり(後述)
  • 使用禁止アビリティ、スキルあり
  • ダブルエリミネーション方式

すっごい分かりやすく書くとこうです。

使用禁止とされたのは

アビリティ

  • 逆風
  • 毒の迷路
  • 影縫い
  • 砂塵掩蔽
  • 気分屋
  • 霧隠れ

スキル

  • 二段構え
  • ジャストエイム
  • 震天動地
  • 夜陰
  • カモフラージュ
  • 順風
  • ゴルゴンの瞳
  • 酒宴ドランカー
  • 幻惑の花粉

装飾品

  • ロザリオ

こうして見ると、回避上昇系、66だと余りにも強い交代禁止アビ、一撃必殺、あとは停止ですかね、ここら辺が軒並みBANされています。

(実質AさとりBANで草)

いわゆる運ゲー、自分が攻撃すら出来ないのをやはり海外では嫌う傾向にあるみたいですね。自分としてはそっちの方が実力が出て面白いと思います。ちなみにアムネジアは普通に使えます。ここら辺の違いはどこにあるのでしょうか。

ちなみに参加人数は29人でした。凄いですね。演舞の本場Japanより集まってます。

連絡を取ってみると、アメリカ(おそらくニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ等)やヨーロッパなど様々な地域の参加者が集まっているようで、改めてこのゲームの凄さを感じました。

また、試合は1週間に1試合ペースで行われたので、時間の融通が利いてとっても楽でした。向こう側の時間に合わせて昼~夕方頃に試合をすることが多かった気がします。

 

そしてパーティの編成ですが、大会の要項にはこうあります。

 

You may have infinite teams and freely switch between them for each battle, however, your team must consist of puppets that all hail from the same source material. (With some exceptions)

訳:PTは何個作っても良いけど全部同じ原作で組んでや~(例外もあるで)

 

らしいです。最初はこの分の意味が良く分かっておらずガッチガチのPTを作ってDiscordのサーバーで配信していた所Barudoさんに「それは、ルール違反になります」と優しく諭されました。マジで助かりました、最後まで気づけなかったら土俵に立つ前に門前払いされる所でした...これだから英弱はよ

 

では書籍のキャラや黄昏のキャラはどうするのかと言うと、今回は明確にどのキャラがどこの原作という扱いが明確に決められているようです。

一覧はこんな感じ。

リリーとてゐと文が花映塚霊夢魔理沙魅魔が封魔録に入ってます。

PTの組み方は、例えば01の靈異伝であれば

Pコンガラ

Eサリエル

Pキクリ

Eキクリ

Sエリス

Eマガン

のようになりますね。

 

大会の方式上2本先取で勝ちとの事なので、さすがにPT1つじゃ勝ちあがれないだろうと踏み、いくつか作りました。

結果3つほど組みましたので、それにした経緯も含めて紹介します。

 

 

2、編成パーティ

まず、PTを組むうえでどの作品を使うかという事ですが、今回はガチで勝ちに行きたい!ので66をやる上で強そうな作品を考えてみました。

 

間違いなく今回のルールで強いなと感じたのは、PコンガラやEキクリなど66との相性の良い強人形の揃う靈異伝、EしずはEひなSすわこ(気分屋が無かったとて)など単純な人形のパワーが図抜けている風神録、DドレEヘカSじゅんこにサグメ族と粒ぞろいの紺珠伝、AえいかDやちえにけいき族と受けが超一流の鬼形獣、PめぐむSももよと最強格の抜きエースを2枚揃える虹龍洞。この5つではないかと。

確かに相性補完の取れる統一は他にもありますが、海外の演舞大会で結果を残した方の構築を見るとかなり対面に寄っているのが分かります。

 

例、Wataruさん

http://sachikop1125.livedoor.blog/archives/11361229.html

sachikop1125.livedoor.blog

yuriaさん

http://ariatenko.blog.fc2.com/blog-entry-6.html

ariatenko.blog.fc2.com

自分が敗れた63大会はよりその傾向が顕著で、四の五の言わずに人形の力で押し切るのが一番勝ちに近いのではないでしょうか。

例:masaさん

masa888stone.hatenablog.com

masa888stone.hatenablog.com

 

 

色々考えた結果、採用したのは鬼形獣虹龍洞。特に深い理由とかは無いんですが、

せっかくパッチあり環境なら追加人形を使ってあげたいと。そんな所です。

実は使ったPTはもう一つあるんです。

そう、作品統一と言えばのアレですよ、綿月修羅PTですよ!!!!!!!

ふざけてるように思われがちですが、元々の種族値も高く意外と役割もはっきりしていて強いんですね、これが。

実際これで八雲の隠れ家杯も優勝してますし。

優勝すたっく 八雲の隠れ家杯(作品統一) - 八雲の隠れ家杯

この時と大きく人形の型は変わってないんですが、一応紹介しておきます。

 

Aパーティ(21番、書籍/CD 02)

Pよりひめ 洞察力

175-172(64)-106(2)-120-90-172(64)

 

初っ端から言うのは何ですが、こいつの仕事はほぼ無いです。やることと言えばチョーカーを生かして2回殴るだけの雑魚処理です。もしくはクッションでサイクルに組み込むくらいですかね。ステトラさえ無ければ行動保障があるのは安心感あって良かったです、ただ火力は足りずステトラはだいたい撒かれるので、悲しみは常に背負っている。focuslensさんの新作に期待。

Dちゆりに対してグラリベで毎回痛烈出さんと確定3発取れないってマジ...?

 

Pとよひめ 天衣無縫

207(24)-×-131(42)-200(64)-120-85

 

八雲の隠れ家杯での個体より、より集防方面に硬くして役割を持たせるようにしました。PとよひめもDとよひめもHBDが共に高く、両受け出来る性能があるんですがそれだとタイプ相性での受けになっちゃうので、役割を持たせるという意味でも集弾受けをして貰ってます。PコンガラやEしずは等が重いので、それを見れるという意味もありますね。あとはスマッシュスピンを高火力で打てるのは偉い。

 

Sよりひめ 不動の構え

166(22)-200(64)-110-×-90-162(44)

 

私が約3年に渡って愛用し続ける嫁人形です。時には栄光を勝ち取り、時には苦杯を嘗めた生涯の相棒です。そんなわけで、此度の海外遠征にも連れて行かないわけには行かんのです。

なんて適当言ってますけど、いつものベルト奇襲型Sよりひめです。素早さを最速95族調整してます、そのためEしずはや準速Sさなえを返り討ちに出来るわけですね、あとこんなものはまずバレない。ストレートが来ると思ったらフックが飛んでくるわけですよ、1KOです。

また、バインドトラップに対しては出来るだけ踏みたくはないものの、踏んだとて最速95族まで抜けるのは安心感がありますね。

 

Dとよひめ 天衣無縫

207(64)-×-121(2)-140-178(64)-90

 

こちらはPとよひめと違って散弾受けですね、それも特化させてます。

こうでもしないとSじゅんことかPとうてつとか、あんまり居ないと思うけどEウドンゲEとじこ辺りの高速散弾闇、歪アタッカーでPTが崩壊してしまいます。また回復を自前で持っていたり、サイクルの中で干ばつを叩き込めるのはとても優秀だと感じました。

無振りでもC実数値140あるのはもはや才能(?)。

 

Eよりひめ 慧眼

181(52)-100-121(22)-90-187(40)-138(16)

 

こちらも変わらず散弾受けを兼ねた削り要因(ホーリーフレアの火傷。体感8割)。慧眼が偉いので積みエースにも強く出れる。まあ実際積みエース構築には全く出会いませんでした。二段構えが禁止されてるからですかね?

雷切→迅雷へ変えてよりサイクルに強くしたのは多分正解でした。

最初はホリフレのPP切れが怖くてフラッシュオーバーにしてたんですが火力は無いし焼けないしということで戻しました。さすがにこっちの方(ホリフレ)が強い。

 

Eとよひめ 治癒力

201(22)-×-150-181(60)-85-129(48)

 

最後まで分からなかった枠。

バッティング杯の個体をそのまま流用して使っているのですが、迎撃ビットを持たせてこっちも集弾受けにしようかな~とか天狗の下駄を持たせてトラップ避けようかな~とか全部が全部中途半端になってしまうんですよね。

だったら殴る役割を持たせてやろうということでアタッカー運用することに。

逆にこちらがキツい受け人形(Dやちえ)を無理やり交換でも持って行けるようになったのはとっても良かったと思います。あと藁人形なんて代物もバレないですよ普通は。

 

そんなAパーティ、戦績は5勝2敗と勝率71.4%。

 決勝以外の全ての対戦の1試合目に登板し、圧倒的な種族値の差を見せつける。実際かなり安定感がありやっぱり強かった。

 当初は闇と歪の一貫が凄まじく「PよりひめとDときこ変えるか?」なんて考えたりもしましたが意外となんとかなりました。本当にキッツいやつ(EフランやEけいき)と当たらなかったのは幸運と言えるかもしれませんね。

 自己紹介のつもりで使ってみたのですが、海外ニキからの反応は「PTからしてオレは君の事が既に好きだよ、でもどうしてここまで勝ち上がってこれたのか分からない」「今までにもこのPTを使ってきたの?ワーオ、マジかよ」「プレイヤーとして尊敬する」と好感触。自分という人間を知って貰うにはこうして狂気を見せるのが一番効果的だったりするんですね~(すっとぼけ)

 

Bパーティ(17番、東方鬼形獣)

Aえいか 呪詛返し

187(64)-115-200(64)-×-81(2)-90

 

鬼形獣で組む際に真っ先に入ってきた人形。ステトラを撒ける、集弾耐久がかなり高い、呪詛返しで相手の変化技に強く出れる、自前回復持ちなど相手に回したら相当に厄介な要素のオンパレード。唯一チェンジリングが4倍なのが玉に瑕でDドレ程度のチェンリンで4分の1食らうのだが、そこは後続人形と合わせてカバー。

 

Sくたか 容量厳守

151(2)-×-85-152(64)-125-178(64)

 

相性面と散弾アタッカーの少なさから採用。容量厳守で毒を無効にしながら回復というムーブは強力で、そこそこ散防も高いので、意外とサイクルで投げたりできます。積むor普通に殴るor迅雷という3択を裏の人形を考えてするだけなので想像以上に使いやすかったですね。毒風切れて水や音に強いのは単純に良いなと思います。PサグメやEレミリアなどに対抗できるのは大きい。

 

Dやちえ 徹底拘束

207(34)-×-116(32)-110-205(64)-70

 

今回のPTの最重要人形。見れば見るほど数値が優秀ですね、なんだこいつ。残念ながらV.4でチェンリンが没収されてしまいましたがまあ妥当だと思います。

散弾受け兼トラップ配置役で、徹底拘束でサイクルを無理やりぶつ切りにすることも出来ます。唯一の懸念が回復が無いことで、最終的にじり貧になることが多いのでそれまでになんとか役割を遂行したい。非常に繊細に扱わなければいけないのが難しかったですね。毒技は前述の2体が受けてくれますし毒人形にはかなり強いのですウチのPTは。

実際のところ徹底拘束は警戒されかなりマークが辛かったので海外でものさばっているんでしょうねこいつは。

 

 

Pさき 強気

181(2)-197(64)-95-×-70-134(64)

 

こちらも今回かなり悩んだ人形の1体で「耐久振りが良い?素早さぶっぱが良い?」「強気が良い?反動相殺が良い?」とどちらの長所も捨てがたく...熟考の結果強気×最速ベルト型に。130族の上を取れる速いヤツが欲しかったのと、強気でAが上がった際の火力は凄まじい。毎回ドリャアああああああああって言いながら技選択してました。

相手の戦術の一角を落とせれば大幅なアドバンテージを得られる66においてはこれが正解だった気がします。

あとあからさまにチョーカーのやつ(Sれんこ等)に対してもやもやした経験から最終的にステルスマーダーはダークアローへ変更したことをお知らせします。

 

Eけいき ファランクス

175-177(64)-95-125-96(2)-156(64)

 

けいき族は全てのスタイルが強いので、どれを使おうかな~なんて色々考えた結果相性を考えEけいきに。この人形は色んな事が出来て面白い(速攻タイフーン、散弾型、黄砂エース型など、全部ヤバい)んですが懸念としてファランクスで相手によってBかDが1段階上がるということで耐久ラインをどうしよう?

と聞いたところこんな回答が返ってきました。

という理由で単純なASが良いんじゃないか、との事。

その後の対戦会に参加してくださった方との意見交換でもEけいきは最速リングが良いよ、との言葉を貰い(実際対戦でやられました)、取り入れる事にしました。

実際魅惑の迷路で疑似両刀が出来るし、崩しの一手として活躍してくれましたね。

ありがとうございます(?)。

 

Dまゆみ 負けず嫌い

202(64)-178(64)-116(2)-75-110-95

 

作品の中のキャラ被りを嫌った結果残りはうるみ族かまゆみ族となり、相性面を考えてDまゆみに。とあまりにもしょーもない理由での採用に見えるが実際は範囲が広く、負けず嫌い先制持ちのおかげでバインドトラップに強く出れるのは唯一無二と言っていいはず。

これは教訓なんですけど不利な状況でない限り先制技で処理できる時はちゃんと打った方が良いと思います。

 

そんなわけで紹介が終わりましたBパーティ、勝率は3勝1敗の勝率75%。

DやちえAえいかで盤石な体制を築けてると思いきや意外と消耗が激しく、EけいきPさきSくたかの火力で押し切るシーンがかなり多くなりました。

負けたのは単純にPTの相性から。DドレDサグメSじゅんこを崩し切れず。そもそもDドレミーがクッソ重たいんですよね。そもそも鬼形獣の人形でDドレミーに対面で有利を取れる人形がほとんどいません。もうあいつの顔は見たくないです。

 

 

Cパーティ(18番、東方虹龍洞)

Pたかね 超回復

185-×-80-194(64)-147(64)-81(2)

 

サイレントランニングとかいう凪の時にSが2倍になるという良く分からないアビリティの印象が深いものの、こいつの真骨頂は高い散弾耐久。加えて範囲が広く迅雷も覚えるためサイクルの歯車としてかなり上手く機能します。

加えて追加効果で回復のある技を一致、しかも超回復で底上げできる(与えたダメージの65%回復)、Cも高いということでかんざし適正も高いです。こうした隠れた特徴に気付いてあげるのが大事なんじゃないですかね(型丸パクりなのは内緒)

 

Aさんにょ 煙幕展開

181(2)-147(64)-155-70-112(64)-85

 

圧倒的な集弾耐久を持つ人形。(Dマイベイベー...)今回はDに振って慰め程度の散弾耐久を確保しましたが、Bに振って役割持たせた方が良かったかもしれないですね。

ちなみに煙幕無しでもこの振り方(+金ざし)でもPコンガラの菊水+抜打を高乱数で耐えます。意味が分からない。

チェンリンと帰燕もめちゃくちゃ偉いが実はポイトラも覚えたりするので、器用さはこちらの方が上かなと。

 

Pみすまる 投影

145-×-85-194(64)-136(2)-142(64)

 

初見で何が出来るのか全く分からなかった人形...ではなく(あっちはDみすまるですね)まだ存在意義のある人形。

投影での天候エース潰しも出来れば対面的に動くことも出来る。こういう良く分からない人形のサブ技だったりリング、ピアスによる高火力に対応できる人間は少ないとどこかの大学が言っていた気がします。相手が演舞星人だったら効果が無い可能性があります。

 

Eつかさ 同調

197(64)-115-165(50)-×-113(16)-90

 

V.4のアップデートでステトラを習得し、かんざし以外の運用が本格的に出来るようになりました。耐性も数値も技も全て優秀で特にいう事は無いです。歪の利かない鋼鉄は大正義だと証明されました。加えて音という歪に対して本格的な打点があるのもグッド。

ただPT的に鋼鉄や歪を見れるのがこいつくらいしか居なかったので、かなりの重労働に。

あとこいつもPコンガラの天昇を最大乱数以外耐えます。なんで屈しないんだ。

 

Pめぐむ アップテンポ

155-×-100-194(64)-101(2)-137(64)

 

このPTのエースその1。風雷闘と最強の範囲と毎ターン素早さが上がるアビリティにより道さえ開ければ誰にも止めることは出来ない。以前の試合で6タテをしたことも。

ただここにも悩める要素はあって、本当はマクロバーストと雷帝インディグネイトというより高威力の技が存在するんですが外しとPP切れにビビって結果こうなりました。あと本当は森羅を切って迅雷を入れたい。ただ森羅で勝ち確のシーンを作り出すことが少なからずありそうなので、さすがに切れなかった。技スぺ6個くらいくれ。

 

Sももよ 黄帝之土

171(2)-125-125-177(64)-70-156(64)

 

エース枠その2。黄龍を張って全てをブチ抜く。アビと装飾品を無効にし一方的に素早さを上げるのはもはやバグを疑う。対戦相手ニキも試合後「俺Sももよ嫌い。一人だけベルト持ってるようなもんじゃん、ズルい」とポツリ。

こいつの弱点として数値受けをされることなので両刀型に。Aが高いのも高評価。

そのため威嚇をいれられても止まることはありません。おそらく一番相手の人形を倒した人形なんじゃないでしょうか。

 

最後に紹介したCパーティですがこちらも3勝1敗の勝率75%。

 お気づきの方もいるかもしれませんがエース枠以外の4体は全員交代技を持ってます。

 ここが偉いポイントで、サイクルの中で相手が弱点を晒した瞬間からエースでぶん殴れるのはかなり暴力みを感じます。怖い。

 ただ弱点が無いわけでは無く、PめぐむもSももよもそれぞれ全力を発揮するのに1ターンかかる(PめぐむはSが1段階上がらないと普通に上からシバかれる、Sももよは黄龍が無いと持ち味半減)ので、意外と出すタイミングがシビアだったりします。

ちなみに市場の神は不参加です。単純に力不足役不足です。せっかくグランドオープンしたのにねえ。

 

3、試合結果

それでは大会を試合と共に振り返ってみましょう。

リプレイを載せておくので、興味のある人は見てみてください。

 

 

と言いたいところでしたがリプレイファイルのフォーマットが未対応の形式ということで残念ながら断念。想像でお楽しみください。

 

一回戦 ditto_hikariさん 2-0

1試合目 CパーティVS20番書籍/CD01 残人形数 4-0勝ち

(お相手:Sれんこ、Sルナ、Eサニー、Pスター、Aはたて、Pメリー)

2試合目 AパーティVS20番書籍/CD01 残人形数 3-0 勝利

(お相手:1試合目と同様)

 

 2試合とも同じPTで来ましたね。対戦会でも対策に挙がったSれんこの極光を軸に組んだPTです。今回の大会でこのように気象系を生かせるのはかなり少なく(紅魔郷の黄砂、怪綺談の凪くらい?)、しかも永続のため常にアドバンテージを得られるのが特徴です。

 とはいえ初手Sれんこで展開に1ターンかかるため、初戦はSももよで黄龍を張り暴れ散らかし、2戦目はPとよひめDとよひめEよりひめで受けきって終了。ぶっちゃけ採光百花とかあったら危なかった。

 

 

二回戦 starryMirageさん 2-0

1試合目AパーティVS10番風神録 残人形数 3-0 勝利

(お相手:Eしずは、Eひな、Eにとり、Eもみじ、Sさなえ、Eすわこ)

2試合目BパーティVS6番紅魔郷 残人形数 2-0 勝利

(お相手:Eチルノ、Sめいりん、Aこあくま、Dパチュリー、Eレミリア、Eフラン)

 

 打って変わってこちらはガチガチのサイクル戦に。

 1試合目は通りの良いDとよひめを軸にPとよひめEよりひめでサイクルし勝利。特にPとよひめは抜群の集弾耐久のおかげでEひなにも投げれてEもみじも削れる、交代で出てくるであろうEすわこにコルレを打つ余裕すらありました。

 2試合目はAこあくまにバイトラを撒かれるも気合で突破。Eけいきがバイトラ下でDパチェを抜いてくれたおかげでもありますね。S振りが明確に生きたシーン。

 

 

三回戦 ValenWowerさん 2-0

1試合目AパーティVS8番妖々夢 残人形 1-0 勝利

(お相手:Eレティ、Eリリカ、Eようむ、Pらん、Eらん、Pゆかり)

2試合目CパーティVS1番靈異伝 残人形 5-0 勝利

(お相手:Pキクリ、Dキクリ、Eキクリ、Pコンガラ、Eエリス、Aマガン)

 

一番キツかった試合を挙げるとすればこの1試合目ですね。

初手でSよりひめのブレイクショットでEらんを倒しきれず(その後藁人形で自滅)、2ターン目にEとよひめとPらんの対面を引き追伐でイカれ、結局EよりひめDとよひめPとよひめの3体で5体を相手に回し切り49ターンの長丁場の末、残りHP5で勝利。

EようむがDとよひめに無限に迅雷を打ってくるので突っ張ったりと勇気のある択を通しまくってデクレを天衣無縫で2連続避けたりしました。

 

A2段階上昇のエルモを耐えてくれたDとよひめに感謝

 

2戦目は最速ベルトPコンガラとかいう特級呪物が初手から飛んでくるもこちらのPみすまるにビビッて引いてくれた結果有利なサイクルを通せました。もう二度は通じなさそうですね(フラグ)

 

 

準々決勝 Trarstoさん 2-0

1試合目AパーティVS19番黄昏作品 残人形 4-0 勝利

(お相手:Pいく、Pてんし、Eこころ、Eすみれこ、Dよりがみ、Dとうてつ)

2試合目BパーティVS20番書籍/CD01 残人形 3-0 勝利

(お相手:Sれんこ、Pメリー、Pスター、Eルナ、Pサニー、Aはたて)

 

1試合目は純粋にサイクル勝ち。Pいく、Eすみれこ、Dよりがみの3体をDとよひめ1体で相手でき、PてんしにはPとよひめを、EこころにはEよりひめをと後出しでも余裕で間に合うのが強かったですね。途中でステトラを撒けたため、比較的楽に押し切れました。

 

2戦目も相性勝ち。極光の恩恵を受けるPサニーはDやちえで止め、PメリーはSくたかEけいきが上から殴れるので問題無し。

と思ったらPサニーが太陽の加護とかいう技を持ってたせいで危うく半壊しかけました。危ない危ない。

極光下だと2段階AとCが上昇する太陽の加護。また5で耐えて草

 

 

準決勝 Damageさん 0-2

1試合目AパーティVS10番風神録 残人形 0-5 敗北

(お相手:Eしずは、Pみのりこ、Dひな、Eひな、Sさなえ、Eすわこ)

2試合目BパーティVS15番紺珠伝 残人形 0-3 敗北

(お相手:Eせいらん、Dドレミー、Dサグメ、Sじゅんこ、Dヘカーティア、Eヘカーティア)

 

ここまで1つも落としてきていない者同士の戦い、結果的に非常に悔しいものになりました。

1試合目はコルレ外しとかもあったんですが、Pみのりこのアビリティ「攻め上手」にぐちゃぐちゃにされ死亡。さすがにEとよひめを一撃、Eよりひめを痛烈込みで押し切られたのは辛かった。慧眼だと狂い咲きのCダウンも気にならないんですよね。

そして特筆すべきは初手、SよりひめとEしずはの対面。ここで相手は素引きを選択。

これはマジか!?って思いましたね。ベルトじゃないのかな?とも思ったんですが後日ベルト持ちであることが判明。
型がバレていた可能性は否めないですが、どちらにせよチェンジリングで良い場面。

ここで倒しきれなかったのが仇になりました。ここを含めて純粋なプレイングが上手かった気がします。大崩れしないというか。

 

2戦目もBパーティの反省にも書いた通り、DドレDサグメにチラチラ顔を見せるSじゅんこに対抗できず。Dドレミーに対して魅惑の迷路よりディストーションボムの方がダメージ入ってたので、おそらく散防に厚く振っていた様子。そこも含め完全に負け戦でしたね。

Aえいかに対して出てきたEヘカーティアがまさかDやちえ引きを見越して桃弧棘矢打ってくるなんてね、こちらも善戦はしたんですが52ターンの攻防の末敗北。ルーザーズの方へ回ることになりました。

 

 

ルーザーズ決勝 The_Eevee_Manさん 2-0

1試合目AパーティVS3番夢時空 残人形 2-1 勝利(相手降参)

(お相手:Sエレン、Aカナ、Sりかこ、Dちゆり、Pゆめみ、Pみみる~)

2試合目CパーティVS8番妖々夢 残人形 1-0 勝利

(お相手:Dレティ、Eちぇん、Eリリカ、Pリリカ、Pようむ、Pらん)

 

1試合目、相手がバインドトラップ軸に来ることは選出段階で感じ取れました。とにかくPゆめみPみみる~のメインに対して一貫を作られないことを意識した立ち回りを心掛けました。最悪入ってもSよりひめならまだ2体の上が取れます。

PとよひめがPみみる~のリング鉄塊で1撃でやられた時はさすがにビビりましたがなんとかなりました。最後Pゆめみに対してDとよひめEとよひめ両方残っていたため相手は降参。おそらくベルトかな?と

 

2試合目はSももよが暴れて終了。4ターンで4キルしてくれました。両刀のためEリリカでは止まらなかったのが良かったですね、採用して正解でした。

じゃあなんでこんなにボロボロなのかというと、黄龍の切れたターンにEちぇんに底力を積まれたためです。とはいえ交代カードを上手く使ってAさんにょで煙幕を3回入れ、切り返しました。とはいえA3段階上昇Eちぇんの浄瑠璃を無振りで6割に抑えるAさんにょやっぱりおかしいよ。

 

 

決勝 Damegeさん 1-2

1試合目BパーティVS4番幻想郷 残人形 3-0 勝利

(お相手:Eくるみ、Dエリー、Dオレンジ、Eゆうか、Aむげつ、Eむげつ)

2試合目CパーティVS17番鬼形獣 残人形 2-6 敗北(降参)

(お相手:Aえいか、Dやちえ、Eまゆみ、Aけいき、Eけいき、Sさき)

3試合目AパーティVS10番風神録 残人形 0-2 敗北

(お相手:Eしずは、Pみのりこ、Dひな、Eひな、Sさなえ、Eすわこ)

最終3試合目

海外演舞大会決勝第3戦 VS Damage 21書籍/CD02-10風神録 - YouTube

youtu.be

 

 

そして決勝。一度敗れた相手との再戦になります。リベンジを誓い再び舞い戻ってきました。(いっても1試合しかしてないんだけどねその間)

 

1戦目、PTの相性がかなり良く、とりあえずPさきでA上げて闇技打ってればいいやのノリでした。逆に止めれるような人形がEくるみ(煙幕かベルト)はSくたかで止まるし、Eゆうかはプライド焼けた石型だったので上を取られず。

ここで初めてゲームを取られた相手は怒涛の交代読みを仕掛けてきます。

2戦目の3ターン目、PたかねからSももよに引いたらまさかの大地が飛んできました。

 

この場面は後攻迅雷、Aさんにょ引き煙幕入れ、歪読みEつかさ引き、Sももよ引きと4つ択があったわけですが、受け人形のHPは不用意に減らせず、アドバンテージを取りにいったらこれです。

結果マークのキツいPめぐむは出せず、受け人形でサイクルをしているうちにPたかねが落とされ、ステトラポイトラにマイントラップを展開され崩壊。

結果的に全く牙城を崩せず敗戦。あそこからギアが一つ上がるのが凄いしこれが海外の頂点か...!と驚きました。

あと触れてないところだと迎撃ビットEまゆみは面白いと個人的に感じました。マイントラップを撒いたのもこいつです。

 

そして最後3試合目、本当はこっそり用意していた紺珠伝のを使おうと思ったのですが、せっかくならエンターテイナーとして勝ちに行く、後悔を残さず行こうと思いAパーティに。そしてまさかの一度敗れた風神録パが相手に。

今回はPみのりこのケアをEよりひめで受けてCを下げさせEとよひめにつなぐ形へ。

EしずははPとよひめで見ながらDひなEすわこをDとよひめでカバーしながらその他の火力を押し付けていく形でサイクルの主導権を握ることを目的にところどころ読みをいれながら動かしていきました。

詳しい経過は動画を見ながら確認していただければと思います。

悲しみのミリ耐え

ここでEひなを倒せていたら、向こうのDひなの交換読みのポイズンボムでPとよひめが不用意に削られなかったら...本当にこれだけの差でした。

とても悔しいですが、最善は尽くしたと思いますし、1戦目で手も足も出なかった相手にここまでやれたので、かなり満足しています。

 

実際悩んだところ(Eとよひめ、Pさき、Eけいき)はほとんど満点の働きをしてくれたので、これが正解だったと改めて思います。

あとは自分のPTであったり負けたPTを見るとやっぱり最初に挙げた5強の所でしたね。

それ以外はどうしてもTier2と言った感じがしました。

 

 

4、最後に

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

優勝出来なかったことは残念ですが、個人的には大会自体はとても楽しく、日本演舞の底力を見せられて良かったと思っています。

大会を開催してくださったBarudoさん、日本時間に合わせて対戦してくださった皆さんには感謝しています。

この大会を通して、66への理解であったり、海外での演舞の熱量であったり、あとはこうして世界の巓を獲った方達は達は達は本当に強かったんだなと、色んな事を実感、体験できました。こういう機会はなかなかないと思うので、思い立ったが吉日、皆さんも参加してみてはどうでしょうか。

もしこの記事が好評なら、こういう形式の大会も開いてみようかなと思います。自分も出れるしね。

ではまたどこかでお会いしましょう。

 

 

この大会中はずっと翻訳に頼ってました...英語をもっと勉強したいですね